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◎電子メールでの連絡が不能

 電子メールでの連絡に頼っていると思わぬ事態になる、
ということは、特許実務でなくても、経験されている方は多いでしょう。

 特許実務の場合、「久しぶりの連絡」をしなければならない、
という事情があります。
 特許の登録料の納付期限だと、最長3年近くご無沙汰することになります。
商標の登録更新の場合ですと、最長で10年弱、というようになります。

 電子メールが届かなくなる理由としては、

   A.メールアドレスを変更した
   B.会社が無くなった
   C.迷惑メールに振り分けられた

などがあります。
 A.やB.の場合、変更前のアドレスが廃止されていれば、
未達メールとして戻ってくるので、気付くことができます。

 A.でやっかいなのは、昔のアドレスが生きているが、
当人がそのメールボックスを空けて貰えない、という場合ですね。
 C.の場合に似ています。

 電子メールソフトの機能にて、開封連絡を設定することで、
開封して貰えたかどうかは把握できるのですが、
開封して貰えない場合、A,Cなどの場合を想定して、次の行動をしなければなりません。

 先日、Cの事例に遭遇し、冷や汗をかきました。

   (2014年9月作成)