仕事で使っているバッグがくたびれてきたので、購入するぞ、と決心してある売り場へ行きました。
決心して、と書いたのは、売り場にはあまりに多くの種類があり、どれも一長一短あるため、
なかなか購入に至らないからです。
現在使っているバッグには、なかなか良い点も多かったので、同じメーカの似た商品を眺めていました。
しかし、冷静に考えてみると、現在のバッグにも欠点や弱点があることに気づき始めました。
「発明誕生を支援する」という自分の仕事を考えた時、
現在使っている道具についての欠点や弱点に気づくことは重要である、と改めて思った次第です。
さて、そうした欠点や弱点をカバーできそうな商品を見つけたのですが、現在使っているバッグよりも一回り小さい。
現在よりも小さいバッグを選択することことには不安がありましたので、
店員さんに尋ねると、展示品よりもワンサイズ大きなタイプもある、とのこと。
ところが、その店員さんは、以下のように仰いました。
一般に『大は小を兼ねる』、と言うのですが、バッグの場合はそうではない、と(私は)思います。
大きなバッグにしてしまうと、結果的には不要なモノを入れてしまって、重たくなってしまうんです。
このアドバイスは、私にとって「ズバリ」でした。
自分の仕事用バッグを思い出してみても、段々と大きなサイズになっているから・・・
よし、「一回り小さい」と感じたこの商品に決めた!
やや予算オーバーでしたが、あの店員さんのアドバイス料を考えれば、充分でした。
「商品のことをよく分かっている」というのは、ああした「ズバリ」のアドバイスができるか否か、なのですね。
(2014年10月作成)