本年9月に、旭川付近へ出張しました。
現在、旭川~富良野 の間にある 美瑛は、「パッチワークの丘」として
日本だけでなく、台湾、中国などアジアの方々にも広く知られているそうです。
夏から初秋にかけては、この周囲の道路が渋滞するほどの人気だそうです。
私は、学生時代に美瑛を訪れたことがあるので、その記憶との比較をしたくて
今回の仕事を終えた夜にも宿泊しようと思ったのです。
しかし、残念ながら旭川市内のホテルは満室で、泣く泣く諦めました・・・
仕事の前の晩、旭川の市街を歩いている際、中国語がたくさん耳に入ってきました。
さて、10月末に、北海道の東北部にある北見付近への出張が入りました。
翌日に仕事を控えて、前日に北見市へ入ったのですが、
最寄りの空港である女満別空港から北見市まで、自転車で走ってみました。
そのときに感じたのは、この付近の景色も美瑛に負けないくらい素晴らしい、
ということでした。
多くの人が賞賛した結果、「観光地」が出来上がり、
その観光地を訪れ、盲目的に「素晴らしい」と口にする・・・
「素晴らしい風景」を自分の眼で感じ取る、ということを忘れてしまっては、
他人の評価という先入観に支配されたことにならないか?
自分の眼で見て、自分の耳で聴いて、自分で考えたことでないと、
少なくともコンサルティングにおいては求められていません。
旅の中(どこへ行くのかのプランニングの段階から)でも、
自分の耳目を鍛える訓練をしたら良いのではないか、と考えた次第です。
(2014年11月作成)