仕事をご依頼いただいた方から過度に信頼されているのでは、と思える場面となりました。
自分の専門外である分野についてまで、「宜しく頼みますよ」と言われたのです。
その分野は私の専門外なので、その専門の人間をお連れしましょうか
と尋ねたところ、依頼者の表情が曇りました。
いや、私はあなたにお願いしているのだ。専門外でもあなたに頑張って欲しい。
そう言われてしまいました。大いに反省しました。
最終責任を自分が負わないサラリーマンから依頼された場合には、
理論的なアウトプット(の方)が大事である、という場合がほとんどです。
しかし、理論的で客観的なアウトプットよりも、信頼できる人がアウトプットしたかどうか、
ということの方が大事である、という場面が、
責任のある人(依頼者)との間ではあり得るということです。
この辺りは、依頼する側の立場をよくよく想像すれば、理解できるのか?
自分の場合、十年前には想像そのものができなかったし、理解も出来ませんでした。
そして今回も、口にしてから気づく、というレベルに留まってしまいました。
気づいただけマシなのだ、と自分を慰めてはいますが。
(2014年11月作成)