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◎被災地への旅・2014晩秋(3/4)

【二日目】

 昨夜は既に暗くなっていたので撮影できなかった復興屋台村で、写真を撮ってから出発(写真5)。
さて、大船渡は、駅周辺(かつての中心街)の海抜が低く、津波で壊滅的な被害を被ったため、
復興の町づくりは、土台をつくってから建物を造っていく、という方針とのこと。
まだまだ時間が掛かりそうです。(写真6)

 この日ちょうど、大船渡の市長選スタートの日だったようで、ポスターが貼られ始めていました。
行程の途中で見た仮設住宅街のひとつで現職陣営が演説をしていました。(写真7)

 予定よりも一本早い新幹線での帰宅も視野に入れての出発でしたが、
ちょっと遠回りをして景勝地=碁石海岸へ。
 リアス式海岸の景勝地ですから、激しいアップダウンも覚悟しましたが、
体力を引き替えにして、絶景を目の前に得ました。(写真8)

 本日のもうひとつの目玉に向かう途中で目にしたのは、5階建ての集合住宅。
4階まで津波が押し寄せたという爪痕がはっきり残っていました。(写真9)
当時ここに居た方々は、この建物からは逃げたのでしょうか?
もし残っていたとすれば、どんな不安を抱えていたのでしょうか・・・

   (2014年11月作成)