近所の友人Aクンのお母様が亡くなられた、という話を耳にしました。
お母様は遠隔地のご実家近くにて長期入院されており、
地元には簡単に伝わってこない情報でした。
共通の友人Bクンに連絡を入れて相談し、
Bクンと私が、Aクンの知り合いであろう人たちに声を掛け、
賛同してもらった方から、一人3000円の香典を集めよう、
ということになりました。
ご実家から戻ってきたAクンに、Bクンと私で会いに行き、
十数人分の香典を渡そうとしたところ、
喪主である私の父が、兄弟以外の香典を全て断れ
と言われており、実際に断っている。
だから受け取れない。
と言われました。
AクンとBクンの間で押し問答がありました。
そこへ私が間に入り、
Bクン以下我々のお悔やみの気持ちは伝わったのだから、
喪主さんの意志を尊重しましょう。
いったん集めてしまったお金ですが、
Bクンと私で返しに行くことにするから
と提案しました。Bクンも程なく落ち着き、賛同してくれました。
この件を通じて感じたのは、
異なる性格のメンバーによるチーム
というのは機能するなぁ、ということでした。
本人同士が認めているのですが、AクンとBクンは性格が似ており、
こういう場面ではぶつかりやすい。
性格が異なる私がいなかったら、結果が変わっていたかもしれません。
チームで交渉ごとに臨む場合、性格の異なるメンバーにすべき、
とは色々な場面で書かれ、語られていることだとは思いますが、
実感できました。
(2014年12月作成)