海難レスキューのインストラクタをしていたというビジネスマンからお話を聞きました。
海難レスキューの訓練では、『今、ここにある道具だけでなんとかしろ!』
ということを、徹底的にたたき込むそうです。
レスキューですから、一瞬を争う訳なので、アレが足りないとか、
アレがあったら、と考えてはダメで、動きながら考え、判断することを訓練していくそうです。
具体的には、ロープがない場合、浮き輪がない場合、など様々なバリエーションにて
訓練するそうです。
インストラクタから転身したビジネス界でも、そのスキルは大変活きているそうで、
今あるモノ(カネ、ヒト)で何とかする、行動する、ということが癖になっているようです。
そんな彼ですから、
何々があったらなあ
と呟いて行動せずに機を逃したり、失敗の言い訳をしているビジネスマンは好きじゃないと。
気が引き締まりました。
(2014年12月作成)