分厚い週刊少年漫画を朝の通勤電車で読み耽っているネクタイ姿は美しくない。
そう思うのは、私だけでしょうか。
週刊少年漫画には、習慣性があるのでしょう。
年々、そのネクタイ姿の年齢層が上がっているようにも見えます。
そんな話を、週刊少年漫画の出版社に勤務する友人にしました。
彼女は、
出版業界の構造不況は知っているでしょ。
ああいう週刊少年漫画は、収益の柱として欠かせないの。
今は年齢層が上がっても買ってもらえるように、色々工夫しているのよ。
と解説してくれました。
時代の流れを頭で理解していても、次なる収益の柱など簡単に見つけられるものではない。
たとえ見つけることができたとしても、能力、資本、時間を注ぐことができないから、
(注いだからといって成功するとは限らないという現実もあり)
収益の柱に育てることができない・・・
自分が属する業界でも同じことです。
注ぐことができない、のではなく、注ぐ勇気や継続への覚悟が無いからなのでしょうけれど。
(2015年1月作成)