「いちねんせ~になったら、(中略)ともだち100人できるかな」
と楽しい唱歌(作詞まどみちお))がありますね。
で、その後に続く歌詞について、
富士山の上で食べるオニギリは、なぜ101人じゃないのか??
と指摘した知り合いがいました。
鋭いなぁ、と笑った後に考えました。
正確には「100人で食べたいな」ではなく「100人と食べたいな」
へ修正すれば、修正文字数が最小限で済む、と考える(のは、特許専門家)。
いやいや、同一性保持権があるから、修正はできない、と考える(のは著作権専門家)。
しかし、この年齢になるまで気付けなかった原因は何か?
a)この唱歌を覚えるのが未就学児であり、算数を習っていないから。
b)国民的な唱歌に誤りがあるなんて、考えもしない(思考停止)。
c)「友達100人」のインパクトが大きく、他に目が行かない(ブラインド効果)。
原因としては、まだまだありそうですけれど、
特許実務家においては、こうした原因探求が実務能力のアップに繋がるはず(笑)。
(2015年3月作成)