すぐに役立たない勉強会には興味が無い、役立つなら熱を入れる、
といったガツガツした姿勢は、若い頃には必要だと思います。
私自身、今よりもガツガツしていたはずであり、
さまざまな勉強会へ参加していましたが、
その頃からすぐに役立たない勉強会の方が好きでした。
ガツガツしている参加者が多い勉強会では、
講師をもひるませてしまうような質問が飛び交ったり、
聴講者同士で議論が始まったり、と刺激にはなります。
しかし、「どうしたら稼げるか」という雰囲気は、
自分のことばかり考えているように感じることが多く、
心地悪いと感じてしまいます(最近は特に)。
仕事は、いずれ引退または一線を退く時期が来る。
一線を退いたときに、すぐに役立つテーマって、
そういう時期には、つまらないテーマなのではないか。
私の場合、仕事から離れた場でも愉しくありたい、という気持ちが、
すぐに役立たない勉強会への参加意欲に繋がっています。
また、すぐに役立たない勉強会は、心地よさというかすがすがしさもあります。
他の皆様は、どのようにお感じなのでしょうか。
(2015年4月作成)