私が属する業界は、自営業者が多いことで知られています。
(私も自営業者の一人ですが)
自営業者が、自分のビジネス寿命よりも長く組織を維持するには、
後継者の育成が必須になります。
が、後継者の候補となるような優秀な人材は、その組織に留まるのではなく、
独立するという道を選択することが多い。
共同経営
パートナー経営
などを模索される方も少なくありません。
これらの経営制度の運用に関しては、弁護士さんの業界の方が
一歩先に試行錯誤を繰り返している分、進んでいるように感じます。
制度の導入、そしてその運用には、
人間のマネジメント、お金のマネジメントという能力が必須です。
これらのスキルは、「本業」とは別の能力だから、と敬遠する人が多いことは
どちらの業界でも同じでしょう。
マネジメントのスキルを高められる人が少ないから、
多くの組織が混乱、分離を繰り返している(ように私に見える)・・・
とすると、マネジメントのスキルを高めようという動機付け、が小さいのか?
マネジメントのスキルを高めても、収入が高まらないからなのか?
この疑問に対しては、以前の勤務先にて給与体系の抜本見直しに関わり、
自分の中では一つの結論を持っています。
(ここで書けるようなことではないので、ご容赦を)
(2015年6月作成)