「ブランドコンサルタント」という肩書きで仕事をしている人は
ビジネス界には結構いらっしゃいます。
その方々がどのような仕事をしているのか?
自戒を込めての話になりますが、その方々の仕事を表面的に見て、
なんだ、商標のことをちっとも解っていないじゃないか!
という批判から入っては、何も得られません。
批判の気持ちを抱いてしまうと、その先に有益な話があっても耳に入ってこない。
「知財コンサルティングとは何か」という議論を、異業種、近接業種の方々とする場合、
同じようなことが起きていないでしょうか。
前述の点(あなたは知財のことを解っていない、という批判の気持ち)がネックになり、
知財コンサルティングの中身を充実させていくという肝心なことを置き去りにしていないか。
異業種、近接業種の方々の仕事の中身に興味を抱く。
素朴な疑問点を携えてから会いに行く。
何より、こちらからも、お返しとなるようなお土産話を持って行く・・・
こうした「異業種交流の基本」を忘れてはいけないと、自戒を込めて。
(2015年6月作成)