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◎具体的な相談を機会として

 ライバル会社の特許権侵害をしているかもしれない、
とかなり焦っている様子の相談を電子メールにて受けました。

 ひとまず、事実関係の整理や質問内容の明確化をしたうえで、
回答しました。
 すると、ほどなく、追加での質問が来ました。

  今後の対策は? 何をやって良いのか、何をやってはいけないのか、

回答するたびに、次の質問が返ってきます。

 メールでの回答ですから、電話よりも時間が掛かる。
しかし、じっくり読んで下さっている感触を得たので、
こちらも、「今後の対策」という点について、

  防衛策というか、やってはいけないことのみならず、
  積極策というか、やっておけば効果的なこと、更には
  そうした策を決定するポリシーの重要性など

いわゆる「戦略」についてお伝えしてみました。

 特許戦略、というのは、平時には伝わりにくいのですが、
こういう緊急事態には、身に染みる、という方が出てくるはずです。
(身に染みる、という方が意思決定者、経営者であれば言うこと無し)

 具体的な対策を提示するとともに、その対策の根拠として、
「こういう戦略に基づいているのだ」ということをお伝えすれば、
伝わりやすい、という経験則もあります。
 五月雨式に続く質問へのメール回答は、少々難儀したのですが、
相談をして下さった組織にとって良い機会だったはず。
 そう自覚した出来事でした。

   (2015年7月作成)