心の調子と向き合ってみて、調子が良くない時に、
気分転換に散歩でもしましょう、思い切って休暇を取りましょう。
という教科書通りには行かない、、、というのは、私の性格のせいでしょうか。
心の調子が良くない時は、調子を上向きにする行動が起こせません。
だから、散歩をする気になれないのです。
図書館や本屋に立ち寄っても、調子を上向かせてくれそうな本に出会えません。
調子が悪くて仕事が遅れ気味だから、休暇を取る気になれません。
イライラしてしまうからか、なかなか眠りにつけずダラダラと起きていたりもします。
ムリにでも行動しよう、と決心して実際に行動へ移せるようになってくるならば、
既に「調子の底」を脱しているように思えます。
直ぐには読み出せないだろうという自覚があっても、本屋で本を手に取ることができます。
心の調子と向き合うという瞬間は、ほとんど、調子が良くない時です。
調子がよい時は、そもそも「調子が良いな」と意識することがほとんどないから。
病気、という自覚などはないから「精神科のお医者さん」へ行ってみようかな、
なんてことは頭に浮かばないのですが、
欧米のビジネスマンがかかりつけの精神科医を持っている、と聞きます。
この程度の「心の不調」でも、整えたい、制御したいと思うからなのでしょう。
(かかりつけ医のいるビジネスマンは、「この程度」とは思わないのでしょうね)
こんなテーマで記事を書ける、ということは「底」を脱したからこそ(笑)。
(2015年7月作成)