このブログでは何度か取り上げているテーマですが、
欧米のビジネスマンは、「仕事、家族、地域コミュニティ」の三本柱で生きている、
と聞いています。
さて、「地域コミュニティと関わりましょう」というテーマで、
20代、30代のビジネスマンと意見交換をさせていただく機会がありました。
私は、地域コミュニティに10年以上、関わっていますが、
非常に良いので、これを皆にも勧めたい、と思っているのですが、
まず、関心を持ってくれる人の割合が少ないというのが、
このときも実感させられました。
休日に都内まで出てきて異業種の方々と交流する、という会合だったのですから、
「意識の高い」人達のはず。
そういう層の人でも、関心が高くない、というのは、
「日本はまだまだ「エコノミック・アニマル」を引きずっているのかな、
と思ってしまいました。
(かつてエコノミックアニマルになった気質が今も受け継がれている、と言うべきか)
引退後、近所に友達どころか知り合いもいない、という悲惨な人生を想像してみてよ!
と声を上げても、関心が無い人には、アンカリングする言葉が思い浮かばない・・・
関心のありそうな「個人の能力アップ」に関する話題に、私から切り替えました。
無関心なテーマへ引き込む準備も技も、その時の私には(今も、かな?)備わっていなかったので。
(2015年7月作成)