特殊な分野に精通する、ということを、巡ってくるチャンスにて活かすには、
精通し続けなければなりません。
精通するには、時間的な投資が必要なのですが、
活かせるチャンスがないと、心がめげてきます。
出番をもらえないベンチ入りメンバーのようですね。
出番を得るためには、自らアピールしなければならない。
これ自体はありふれた言葉ですが、ある経営者が以下のような趣旨の発言をしていました。
たくさんの「種」が生き残りのために、自分の存在意義をアピールしている。
アピールをする、というのは、生き残るため。
アピールが下手、というのは、生き残れない、ということ。
なるほど、「私は特殊な分野に精通しています」ということをアピールしても
取り上げてもらえなければ、生き残ることができない。
より強いアピールが必要だということになります。
また、生き残れないアピールのために努力をするのは無駄だ、と判断して(諦めて)、、
その「特殊な分野」に対する時間的な投資を止める、というのも、
ひとつの生き方、生き残り方なのでしょう。
その経営者の言葉からは、そんなことに気付かされたのでした。
(2015年7月作成)