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◎特殊分野への精通と孤独

 特殊な分野に精通する、ということを、巡ってくるチャンスにて活かすには、
精通し続けなければなりません。

 精通するには、時間的な投資が必要なのですが、
活かせるチャンスがないと、心がめげてきます。
 出番をもらえないベンチ入りメンバーのようですね。

   出番を得るためには、自らアピールしなければならない。

 これ自体はありふれた言葉ですが、ある経営者が以下のような趣旨の発言をしていました。

   たくさんの「種」が生き残りのために、自分の存在意義をアピールしている。
   アピールをする、というのは、生き残るため。
   アピールが下手、というのは、生き残れない、ということ。

 なるほど、「私は特殊な分野に精通しています」ということをアピールしても
取り上げてもらえなければ、生き残ることができない。
より強いアピールが必要だということになります。
 また、生き残れないアピールのために努力をするのは無駄だ、と判断して(諦めて)、、
その「特殊な分野」に対する時間的な投資を止める、というのも、
ひとつの生き方、生き残り方なのでしょう。

 その経営者の言葉からは、そんなことに気付かされたのでした。

   (2015年7月作成)