頭の良さや能力の高さを表現する言葉として、
一を聞いたら十を知る
というものがあります。この言葉は、
十のステップがある場合に、一を教えてもらったら十までを悟る
というように「先読み」ができること、と解釈されることが多いと思います。
以前の私は、『一を聞いたら十を知る』という能力が、
コンサルティングスキルとして有用、有効である、と思っていました。
(現在でも、これが間違っているとは思っていません。)
現在の私は、
一を聞いたら十気付く
ということが、有益、有効なのではないか、
少なくとも、自分の目指すコンサルティングスキルとして、
『一を聞いたら十を知る』よりも重要である、
と思うようになっています。
ひとつの原理や法則が、他の(十の)分野ではこんな風に使えると気付くこと
とでも定義しましょうか。。。
年齢とともに、「頭のキレ」が要求される『一を聞いたら十を知る』という能力
を鍛えることについて限界を感じている、という消極的なこともあるのでしょうけれど(笑)。
(2015年8月作成)