大学生を通じて、インターンシップを活用した経費削減の妙技があることを知りました。
この話の対象となる会社は、いわゆるIT系企業。
大きい(体力がある)とは言えない企業ですが、インターンシップについては非常に熱心な様子。
既に数年、大学生のインターンを受け入れているとのこと。
受け入れが決まった学生に配布された事前資料を見せていただくことができ、納得しました。
まず、インターンを経験した学生が採用されているので、相思相愛。
「即戦力」とまで行かなくても、インターン経験のある新人ならば仕事の流れを把握しているから
飲み込みは早いでしょう(ここで、採用にかかるコストや教育コストを軽減)。
そして何より、離職率が低くなったとのこと。
イメージ的に離職率が高そうなIT系企業において、離職率が低いということは、
大きなコスト削減に繋がっているはずです。
インターンの受け入れ経験があるので、インターン受け入れ時にはコストの他、
大きな労力を割かれるという、直接間接の経費負担が小さくないことは体感しています。
しかし、毎年のように学生を採用するような規模の組織になったら、
インターンシップという制度は、積極活用すべきなのだな、と感じさせられました。
(2015年8月作成)