知人の同業者から、共同出願先の仲違いが発生した場合にどうしたらいいだろうか、
と相談を受けました。
A社からの仕事を請け、その案件ではA社がB社と共同出願をした。
その仕事で信頼を得たので、B社からも出願の依頼があり、引き受けた。
あるとき、共同出願に関する争いが発生している、とB社から聞かされた・・・
といった内容です。
上の事例では、A社、B社の企業規模によって、考慮すべきことも増えます。
(かといって、チェックリスト方式にするほど、頻繁に発生する事例でもないですね)
規模の大きな会社は、内部に事務能力のある人がいたり、
相談することができる代理人が別にいる(探せる)ということがあります。
しかし、規模の小さな会社では、そうはいかないことが多いからです。
どのような解決策が良いのか、については個別具体的に判断するしかありませんが、
実務者としては「勘弁してほしいなぁ」というところですね。
未然防止策などありませんし・・・
(2015年9月作成)