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◎共同出願先の仲違い

 知人の同業者から、共同出願先の仲違いが発生した場合にどうしたらいいだろうか、
と相談を受けました。

 A社からの仕事を請け、その案件ではA社がB社と共同出願をした。
 その仕事で信頼を得たので、B社からも出願の依頼があり、引き受けた。
 あるとき、共同出願に関する争いが発生している、とB社から聞かされた・・・

といった内容です。

 上の事例では、A社、B社の企業規模によって、考慮すべきことも増えます。
(かといって、チェックリスト方式にするほど、頻繁に発生する事例でもないですね)
 規模の大きな会社は、内部に事務能力のある人がいたり、
相談することができる代理人が別にいる(探せる)ということがあります。
しかし、規模の小さな会社では、そうはいかないことが多いからです。

 どのような解決策が良いのか、については個別具体的に判断するしかありませんが、
実務者としては「勘弁してほしいなぁ」というところですね。
 未然防止策などありませんし・・・

 
    (2015年9月作成)