仕事上では必須ツールとなっている電子メールですが、
当然プライベートな連絡にも活躍しています。
さて、プライベートな連絡でしか使っていない人(学生、年配者)からのメール文面は、
仕事でも使っている人に比べて、分かりにくいことが多いようです。
話し言葉で分かりにくい人は、メールでも分かりにくい文章しか書けないことがほとんどでしょう。
分かりにくいメールを発信する人の多くは、話し言葉では分かりにくくはないことがほとんど。
分かりにくい原因の多くは、言葉を省略しようとすることにあるようです。
主語を抜いたり、目的語を省略したり。 もうひとつは、修飾語の位置がおかしい場合でしょうか。
学生さんは、社会に出て仕事で使うようになれば、鍛えられるでしょうが、
年配者の場合、これから鍛えられて分かりやすい文面を書けるようになる、ということは難しいでしょうね。
年配者は多くの人にとって目上の人でもあるので、注意忠告をもらうことも少ないでしょう。
つまり、鍛えられる場面が限られるでしょうから。
さて、自分の仕事を振り返り、自分の書いた文書(特に、特許明細書など)に対して、
「分かりにくい」ということを指摘してもらえる環境を整えられなくなったら
引退したほうが良いのだろうなぁ などと考えた次第です。
(2015年12月作成)