コンテンツにスキップするには Enter キーを押してください

◎子育ては ナイトハイクで 一区切り

 小学校を卒業した卒業生(「児童」から「生徒」になるんですね)と、
その保護者を対象としたイベント=ナイトハイク。
 春分の日の前後に、私も関わったオヤジの会のイベントとして毎年開催されています。

 小学生のPTA下部組織として先輩お父さん達が立ち上げた「オヤジの会」。
このオヤジの会における「卒業イベント」として、10数年の歴史があるナイトハイクは、
スタート時刻を夜に設定し、約25キロを6~7時間かけて完歩する、というもの。

 子どもに接する時間が日頃は少ないオヤジ達が、子どもに接する時間としては結構長い、
というのが、このイベントの隠れたポイントです。
 子ども達は、自分の友達とばかり話をしますが、それを小耳に挟むだけでも、
子ども達の成長を感じられ、今の子どもはこんなことを考えているのか、
どんな友だちづきあいをしているのか、といったことも分かります。
 中学生になったら、親と話をする時間はもっと短くなるのが普通でしょうから、
親としては貴重な機会。
 また、つきっきりという機会も多かった「子育て」という観点からは、「一区切り」でもあります。
小学校卒業とともに心身の成長が著しくなる子ども達ですから、
親も気を引き締めるきっかけにもなっているでしょう。

 日本の色々なところで開催して欲しいイベントですが、
年々、運営に関しては難しさが増しているようにも感じられます・・・

   (2016年3月作成)