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◎セミナーにおける新たなテーマへの挑戦(2/2)

 公共機関が事務局となる「知財セミナー」の講師を引き受け、
先日、無事に終了しました。
 2時間半の持ち時間に用意したスライドは約60枚。
準備に掛かった時間は、たぶん30時間を超えたと思います。
(準備時間や労力に見合うギャラは頂けません・笑)

 さて、終了したセミナーのアンケートが事務局からあがってきました。

  「今まであまり聞いたことのない話で、とても参考になった。」
  「事例豊富でたいへんわかりやすかった/面白かった。」
  「様々な知財実務の講習会を受けるが、今回の様なテーマなかなか無い。」

など、手応えはありました。
 見聞きしたことではなく、自分が経験した事例を題材にしたから、
説得力があったのだと思います。

 具体的な事例をいったん抽象化して理論に当てはめ、
新たな知見と、想定される応用例への適用を考える・・・

 この手法は、コンサルティング業界のどこにでもある道筋でありましょう。
 私としても、単に「あるテーマを経験したセミナー講師」に終わらせないため、
抽象化したり、応用例を考えるきっかけとして、セミナー講師を積極的に捉えています。
 準備時間や労力に採算が合うようにするためにも。

     (2016年8月作成)