原発事故やその風評被害に(未だ)まっただ中にある福島県で、
事故当時に小学校の高学年だった子供たちも、もう高校生。
そんな高校生に、
福島県(行政)の中にある「こども未来局」へ売り込んだのが2015年10月。
年度をまたいで、
子どもがふみだす ふくしま復興体験応援事業研修会
2016年8月に実現しました。
県内の高校11校(普通科高校は3校のみ、ほかは農業高校か商業高校)から5
1名の高校生に集まっていただき、
地元を愉しくする新商品開発と知的財産
という特別授業(座学60分、グループワーク60分)の講師を
務めさせていただきました。(「知的財産」の話は最小限に抑えました)
地元産品を使って新しいことができないか、を考える
ということを通じて、潜在している高校生のエネルギに点火したり、
元気な高校生をもっと元気にしたりできるはず、という私の狙いは、
間違っていなかった、と思います。
なお、この授業において、私は高校生が「職業」を考えるきっかけにして欲し
い、と考えています。
そのため、引率の先生用に、
企業において「商品開発」に関わる部署を図示したり、
大学や専門学校における専攻との関係を書いたり、といった別の資料を準備し、
10分程度の説明とともに配付させていただきました。
私の授業を、進路選択のヒントやきっかけにしてくれたら嬉しいな、
と思います。
「職業の選択」については、人一倍強い思いを抱いていますので。
(2016年9月作成)