年齢とともに体力が落ちる、ということを、若い頃に先輩方から聞かされ、
体力が落ちる=一日に集中力や持続力を出せる時間が減るんだろうなぁ
というくらいにしか捉えていませんでした。
しかし、自分が先の先輩方の年齢ほどになり、同じ言葉を聞いて想像していたよりも
たくさんの項目に影響があることに気づき始めました。
「体力が落ちる」ということは、
同程度のパフォーマンスを維持するために必要な時間とお金が掛かる、
ということだったのです。
睡眠時間を、若い頃よりも多く確保しなければなりません。
その睡眠も、質を高めなければならないから、睡眠前後の時間も気を遣うことになるし、
眠りにつくまでに時間が掛かるなら、横になっている時間はさらに増えます。
また、単に「体力が落ちる」のではなく、集中力の回復にも時間が掛かります。
多くの集中力を使った後は、次の仕事に集中できるまでに時間が掛かるのです。
体力の急激な低下を避けたければ、スポーツにも時間をかける必要が出てきます。
肉体的な故障を抱えれば、その故障箇所のケアにも時間が掛かる・・・
上記の「時間」には、サプリメントなのか、病院通いなのか、スポーツジムなのか、
様々な選択肢があるけれども、いずれにしても出費を伴います。
稼ぎ出すために出費が嵩むのですから、利益率は確実に落ちるわけです。
若くはない、ということを受け入れられず、足掻いた時期もありました。
しかし、足掻くことに一種のあきらめがつき始めた今、
余計なモノコトをそぎ落とす
ということが、どれだけできるか、ということになるのかな、と考えています。
新たな年を迎え、あれこれ考えるのも「余計なモノコト」かもしれませんので、
「そぎ落とす」に絞って、考え、行動しようと、現在のところ考えているのです。
具体的には、書類や書籍の処分作業から、かな・・・
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
(2017年1月作成)