「10年」というのは区切りのよい数字を使った期間なので、
10年前はどうだった、10年後はどうなるだろうか、
といった議論や雑談は、時々ありますね。
10年くらい前に考えていたことを思い出しながら、
自分の「未来予測」の的確性を考えてみたいと思います。
このブログを始めたのが10年7ヶ月前でした。
組織や個人がホームページを開設するのが当たり前になり始めていた中、
ホームページよりも頻繁な更新(というか、コンテンツの追加)をするのがブログ、
と自分なりに理解をしました。
私の同業者でもブログを開設した人たちがいましたので、参考にさせてもらいつつ、
自分のブログにおけるポリシーを固めていきました。
まず、「時事問題を追わない」と決めました。
何かの事件が発生し、ニュースが流れた際、的確な解説をするブログには、アクセスが集中。
ブログとしての地位を高めることができます。
しかし、ある出来事に対する考え方について「的確」であるということは非常に困難です。
時間を掛ければ判断材料が増えるのですから、時間との兼ね合いにおける「的確性」に
ならざるを得ません。
これを継続するのは自分には困難、と考えたからです。
また、「他者の意見をできるだけ引用しない」というポリシーも挙げました。
「他者の意見」に同調する、批判する、のいずれでも、自分を含めた様々なストレスが発生し、
様々な人や組織に迷惑を掛けるおそれがある、と考えたからです。
上記の2つを守りつつ、いくつかのカテゴリに分けたコラムを書き始めました。そして、
「自分の体験」に基づいた「自分の考え」を「誰かのために」
というポリシーが、定期的な更新をしながら、徐々に固まっていきました。
(2017年1月作成)