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◎行動できるヒトは一つまみ(2/2)

 私は、自分に関心があることについては、行動に移すことが多い、と自己分析しています。
(行動に繋がらない理解は、あまり価値がない、と心の底で思っているからでしょうか)
 では、私には「行動力」があり、「一握り」や「一つまみ」に入っている、
ということなのか? そのことに自信を持ってよいのでしょうか?

 そうではない!
 広い世の中。私にとって興味も関心もない分野のことのほうが圧倒的に多いはず。
だから、興味も関心もない分野では、「一握り」にも「一つまみ」にもならない。

 ある人が興味を抱いている分野のことに関心を抱けず、当然行動にも移さない、
ということは、少し思い出してみれば多々あります。
 関心を抱いていなかった分野のことに、突如関心を示し、
更に行動した、ということは、振り返ってみても、多くはないです。
 ということは、興味の無い分野について、他人に関心を抱かせる、行動にまで導く、
ということは難しいことなのですね。

 しかし、
 
   ああ判った

と言うだけで行動しないヒトに対しては、せっかく「一握り」に入ってくれたのに!
苛立ってしまう傾向が私にはあります。
 苛立つ、ということは、良いことではない。
 自分の当たり前を(他人にとってどの程度なのか)客観的に捉えられていないのです。

 行動に移せるヒトは少ないのだ、ともっと深いレベルで自覚したい。
そう考えたのでした。

    (2017年2月作成)