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◎取得した知財権で利益を出すには(3/4)

 ある記事に出てきた特許権を調べたら、地方公共団体および大学の共同名義でした。
この記事について、私が、

  権利者が企業ではないから、その特許を使ったビジネスについて利益を出すには、
  営業力、交渉力を備えたスタッフがいるかどうかは、成功の鍵を握っていると思う

とコメントしたところ、永年の知人である同業者Mさんが、

 『「営業力や交渉力を備えたスタッフ」というよりも、
  「事業における使い方を知っている or 考える能力があるスタッフ」かな?』

とコメントをくれました。 が、私はすぐさま反論しました。

   知っている、考えることができる、というスタッフは必要ですが、
   営業や交渉という実行にまで移せること(のほう)が重要と私は感じています

と。
 経験も知識も豊富なMさんの活躍は、同業者の中で広く知られていますが、
その彼をもってしても、前述のようなコメントが最初に思い浮かんだ、
 というのが、私のお伝えしたいことです。

 なお、上記のMさんは、私の反論に対して、

   そうですね、知財はビタミン剤でしかないですからね。

とコメントを下さいました。

   (2017年3月作成)