仕事でもプライベートなことでもないのですが、
行き掛かり上、私が交渉をした方が良いな、と即決し、
休日の一日をつぶして、ある交渉を実践してきました。
交渉を決意したのが実際の交渉が行われた前夜(それもかなり更けた時刻)であり、
交渉の開始は次の午後13時。
しかも、午前中には別の用事があったので、準備時間がほとんど取れませんでした。
しかし、寝る前に「交渉学」で学んだことを使うぞ、
と決意してから就寝し(疲れていたので、寝る前に作業はしなかった)、
午前中の仕事を終えてから1時間弱の準備時間に、
状況把握、ミッション設定、目標設定、複数の代替案
という項目を列挙し、できる限りの項目を埋めてみました。
実際の交渉に入ったら、準備した項目のほとんどは役に立ちませんでしたが。
しかし、
戦うのではなく、交渉相手との共通の目的を見いだす
という交渉の基本を片時も忘れず、
ミッションや目標を、交渉の最中に意識することができました。
交渉において、準備はやっぱり大切でした
(準備が大切、というのは交渉学において基本中の基本です)。
準備時間が短くても、やれるだけのことをやった、という充実感。
交渉を終えるとこういう疲労感が残るよな、という懐かしさ(笑)・・・
本業が忙しい時期に「おまえ、なにやってんだ?」という内なる声に耳を塞ぎつつ、
こうして記録に残し、ブログのネタになったことに満足することとします。
(2017年3月作成)