コンテンツにスキップするには Enter キーを押してください

◎若い方が合格しやすい理由(2/2)

 3年も継続すると、職場の先輩たちに合格者も不合格者も出てきます。
前の年まで不合格者がいない、という課がひとつだけありました。
 その課から受験することとなる技術者としては、

   初の不合格者となるのが自分、という不名誉を避けたい

というモチベーションが加わると思われます。
 こうした状況でも、「初の不合格者になりたくない」という意欲は、
年齢が若いほど高いように感じました。
 つまり、年齢が上がってしまうと、
   仕事の比重が大きいのだから、不合格もやむを得ない
という自分への言い訳ができるようになってしまうようなのです。

 そもそもの問題として、受験したい、と自ら手を上げて始めるのではなく、
上司(会社)からの命令で受験する、というスタイルです。
 自分の仕事に自信があると、「試験が不合格でも自分の仕事には関係ないや!」
と開き直ってしまえるようにも想像します。

   合格率 = 勉強時間 X モチベーション(の高さ)

というべき公式に、年齢は入っていないように感じた4年目でした。

   (2017年4月作成)