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◎本年のデザイン学部での授業開始

 東京工科大学・デザイン学部における選択科目としての「知的財産論」は、
過去5年間で、だいたい50名くらいの受講者でした。
 そのため、学務課が配付資料を、初回のガイダンスでは、
70部を用意してくれました。
 しかし、配布物が全く足りず、教室にも入りきれない学生が出てしまいました。

 履修登録期限の直前である二度目の授業では、用意された140部の配布物が、
授業開始前になくなってしまいました。
 そして、遅刻して教室へ入ってきた学生には行き渡らなかった・・・

 現在の学生さん(東京工科大学・デザイン学部に特有なのかどうかは不明ですが)は、
先輩後輩、という縦のつながりが非常に薄いらしい。そのため、

   あの科目は単位が取りやすいぞ
(そんなに取りやすい科目にはしていないですが)

といった情報はほとんど出回らないらしいので、
昨年までの実績(?)や先輩経由の情報が
「知的財産論」の履修希望者を増やしているとは考えにくい。

 配布物を印刷して下さる学務課の方々とお話をしてみたところ、

   この学年(現3年生)は、真面目な学生が多いようです

との答えでした(学生の総数は、一学年180名ほどで、若干しか増えていないそうです)。

 「まじめな学生が多い」という言葉を信じる、信じないはともかく、
縦のつながりが薄いということの裏返しとして、
毎年、その学年のカラーがガラリと変わる、ということは、
これまでの5年間でなんとなく経験してきました。

 しかし、急激な変化なのか、この学年の個性なのか、・・・
結局、履修登録をした学生は、160名を超えました。

   (2017年5月作成)