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◎ストレスになるか、笑いになるかは紙一重かも

 自分の親世代の方々が、電車の中で大きな声でおしゃべりをし、
周囲が眉をひそめる、というようなことがよくあります。
 大きな声になる、というのは、耳が遠くなったからなのでしょう。
ご自身が悪い場合、おしゃべりの相手の方が悪い場合、両方の場合、といずれもありそうです。
 私も、身内に対して

   補聴器、使ってくださいよ

と声を荒げてしまうことがありました。

 さて、先日、ラジオをつけていたら、お笑いタレントがパーソナリティとして
以下のようなことを喋っていました。

   オカアサン、補聴器を使ったらどうですか?

   えっ、何?

   オカアサン、補聴器をお使いになったほうがいいのでは?

   えっ、何だって?

   補聴器をお使いになったほうがいいんじゃないですか?

   あ、補聴器ね。必要性を感じない。

と、自分と義母との会話を紹介し、アシスタントとともに大笑いしていました。

 イライラしてストレスとなるのか、笑い話にして周囲を巻き込んで笑い飛ばすのか、
紙一重なのではないか、と思ったのです。
 どちらが健康的なのか、書くまでもありません。

 笑い飛ばしたとしても、日常生活は続きます。
だから、笑い飛ばすのが「紙一重」というほど簡単ではないことは理解できます。
 しかし、心掛けていれば「紙一重」にはなるのでは、とも思ったのです。
  
   (2017年7月作成)