イギリスにしばらく滞在している日本人が教えてくれたのですが、
イギリス人は、目が悪くなってもコンタクトレンズを使う人が少なく、
ほとんどは眼鏡を使う、とのこと。
保守的な国民性、という抽象的な言葉は聞いたことがありましたが、
実話として説得力があります。
なるほど、ロンドン市街で眼鏡屋を見かけたものの、
コンタクトレンズ屋さんを見つけることができませんでした。
靴の営業担当が二人、靴を履く習慣の無い国へ出張し、
一人が「靴をはく習慣が無いのだから、この国への進出は無謀」と上へ進言し、
もう一人が「靴を履く習慣が無いこの国は有望な市場です」と上へ進言した、
という「営業の本質」的なたとえ話を思い出しました。
たとえ話としては面白くて説得力もあるけれど、
保守的な地域の「保守的な思考」を変化させていくのは簡単ではなさそうだ、
と思ったのでした。
(2017年7月作成)