恐竜が絶滅した理由やその教訓として、
『強いモノが生き残るのではなく、環境変化に順応するモノが生き残る』
という趣旨の言葉があります。
天職、という言葉にも、環境変化に順応する気持ちがある(育っている)のか、
が、天職を全うすることができるか否かの分かれ目、
という気がします。
時代や社会の変化を気にせず、天職に没頭する、という場合、
運が良くなければ、天職を全うすることはできない。
時代や社会の変化を敏感に捉え、天職である仕事に対する微調整や
時に大胆な改革を入れてみる、ということをし続けなければと、
天職を全うすることはできない。
そう思うのです。
他人から見たら、ずっと変化していないように見える仕事の中身が、
実は微妙に調整されている、ということだろうと思います。
更に加えるならば、微調整や大胆な改革で試行錯誤する、
時に失敗する、ということによって、失敗に対する耐性を鍛える、
ということが、最も重要なことである。
今は、そんな気がしています。
(2017年8月作成)