モデルとなる中小企業に対して、
様々なスキルを持つ専門家がチームを結成して、その起業を支援する。
そんなモデル事業が9年ほど前から4年間、行われていました。
その際、チームのインストラクタというリーダ役をやらせていただいたことが
何度かあったのですが、その中のあるチームが、
最近、全員で集まって近況報告会を開きました。
9年を経ても全員が集まれた、というのが素晴らしいことです。
他にいくつものチームがあり、それが4年ほど継続したのですから、
かなりの数のチームが結成されています。
そのチームで、全員が集まれる、というのが、他には多くないでしょう。
チームメンバーが元気に活動しているからこそ、
更には、あのメンバーでまた集まりたい、と思えてこそ集まれるのですから。
拡大発展をした方、現状維持の方、進化継続中の方、さまざまですが、
このメンバーは、みな素晴らしいと思いました。
感じたのは、個性を封印したり、変化させたりしたメンバーは皆無だったこと。
誰もが、それぞれの個性を武器に生き残っているということ。
モデル企業に対して、ともすれば「指導」をしたがったメンバーに対して、
この企業の個性を見抜き、磨き方や活かし方を考えよう
と軌道修正する、というのが私の役割だったなぁ、とも思い出しました。
(2017年10月作成)