遊び(アウトドア)の集団でのことです。
この集団には、私の5歳年上から4歳年下までの仲間がいます。
遊びとは言え、アウトドアですから遊びに危険が伴うこともあります。
よって、危険な行為には、互いに注意し合うことができる、という
空気は必要だと思っています。
私にとって3歳年上のYさんが、私から見てちょっと危険な行為を
繰り返していました。本人としては、「大丈夫」と思っていたのでしょう。
口頭で注意しても直して頂けないので、
この仲間内でやっているSNS上で、Yさんを名指して注意を促しました。
すると、Yさんではなく、同じ歳のMさんが、
マトさん、年上に厳しい(笑)
と、場を和ませる投稿をしてくださり、空気が悪くならずに澄んだのですが。
このことをきっかけに、色々考えたことです。
遊び仲間の中、となると、「楽しい雰囲気を壊す」ということへの遠慮から
注意し合うということも控えてしまう。
ビジネスの場面でも、先輩の経験や実績を尊重するがゆえに、
ゼロベースで考えたら「NG」と気付くようなことも提言することを控えてしまう。
遊びの場面でも、ビジネスの場面でも、謙虚な気持ちでいることは当然として、
年下からの提言(時には指導)を遠慮無くしてもらえる空気を、
私自身が醸し出さなければ危険だな、と思った次第です。
自分ひとりでは気付けないことが必ずあるのだから、自分にとって年上に厳しい後輩がいること、
そんな後輩に身近にいてもらうこと、は大切だと思ったのでした。
(2017年12月作成)