頑張って出しているアウトプットが関係者へなかなか伝わらず、めげていた、
という知人Y氏が、美術館の企画展示を見てやる気を取り戻した、という話を聞きました。
「頑張って出したアウトプット」が評価されずにめげる、というのは、
私も数多く経験しているので、その話だけで私は刺激を受けました。
めげたから止めてしまう、という選択は簡単です。
止めてしまっても良さそうだ、と直感するならば、止めてしまっても良いのかもしれません。
自分の時間は有限なので。
一方、めげた後、継続すると選択するには、どのような選択肢があるでしょうか。
a)めげた所から、再びやる気を出す(ために何かする)
b)めげた理由を分析し、めげないやり方を考え、再チャレンジする
c)めげても、力づくで進む
私が頻繁に選択するのは、止める以外ではb)やc)であり、
a)を積極的に探すという選択は、多くはないという気がします。
それはなぜか?
c)は、最も頭を使わないやり方です。
b)は、調べること、他人に相談すること、などがしやすいやり方です。
(なお、昨年、b)を選択するに際しての「分析」の手法に、いくつかの気付きがありました)
いずれも、対応しやすい選択肢だった、ということでしょう。
一方、a)は、人や本など、偶然の出会いに左右されるので、頼りにくい。
しかし、「めげた」自分を奮い立たせる必要性や欲求が自分の中で高まっていると、
答えを見つける人や本に出会いやすいことは、経験的に解ってはいます。
Y氏の選択に反応したのも、私があまり選択しないa)のお話しだったからかもしれません。
加えておくと、Y氏の話を聞かなかったら、
めげた時の対処法として、b)、c)を列挙できても、a)という選択肢を思い付かず、
列挙できなかったような気がします。
更に加えておくと、a),b),c)のいずれもが自分の力として身に付く。だから
継続は力なり
と言うのだな、と思った次第です。
(2018年1月作成)