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◎識別力があっても間違われる

 先日、頻度高くやり取りをしていた方が私の名前を誤っておりました。
連絡事項を交わすのに支障が無いので、私からは特に訂正の依頼をしなかったのですが、
メールではない捺印が必要な文書を郵送していただくことになった際、
修正のお願いをしました。
 お互いにバツが悪いですね。

 私の氏名は、同姓同名が極めて少ないはずです。
「的場」がありふれた苗字ではなく、「成夫」もありふれた名前ではないから。
しかし、これだけで「識別力が高くて良い商標」と言えるのか?
と探求してみると、首をかしげてしまいます。

   初めての方は「しげお」とは読めないですし、
(読めたのは、高校時代の国語の先生くらい、と逆に記憶に残っています)
「しげお」を記憶された方は「茂夫」と記憶されます。
先日も、大学時代の後輩から

携帯電話に「茂夫」で登録してましたぁ~
今まで、気付きませんでしたぁ~

   と言われました。深くはなくとも三十数年の付き合いなのに(笑)

 ようするに、「識別力」は高くても、
「読めない、覚えにくい」という欠点があるのです。

 読み間違えたり書き間違えがたりしにくい名前を付けよう、
という発想は、名付けたという私の祖父 には無かったのでしょうね(笑)。

   識別力が高く、覚えやすく、間違えにくい、

という条件が揃った商標は、なかなか見つけにくいのだ、
と改めて思うのでした。

   (2018年2月作成)