「非常勤」とはいえ、大学における教育に関わっている以上、
自らのスキルアップは絶えず必要だと私は思いますし、
できる限りのことをやっているつもりではあります。
アップ対象である「スキル」とは、「専門知識」にとどまることはなく、
「教える技術」や「変化する学生への対応法」なども含まれます。
アクティブラーニング(の推奨)、障がいを持つ学生への対応、
といった研修を受ける機会が、非常勤講師にも与えられるようになりました。
スキルアップに要する時間は年々増加しており、
スキルアップのための投資(コスト)も、たぶん増加傾向だろうと思います。
加えて、「教育現場のIT化」が進むことで、
それを使う(使いこなす)ために必要な時間がバカになりません。
システムが頻度高く改良改善されるため、自前のパソコンの設定変更など、
事務的に使わなければならない時間も増えてきていると感じています。
(講師個人としては、個人の時間マネジメントが主ですが、
大学の経営者としては、大変だろうと想像できます。)
一方の収入(講師料)が増える気配はありません(笑)。
とすると、
増える時間を抑制する
費やした時間をお金に換える
別に使わなければならない時間を減らす
といった対策が必要です。
対策を講じなければ、「(時間やお金の)貧乏」になるだけです。
困っていることを解決する手段にはビジネスが伴うはず、
と考えてみるものの、なかなか思いつきませんが・・・
(2018年4月作成)