近所への用事でも、歩かずに自転車に乗ってしまうことが多い私ですが、
先日、近所の「散歩」をゆっくりしてみました。
この3月4月、古い商店が相次いで閉店し、
3件のうち、建て替えて新装開店するのは1件のみ、とのことを聞きました。
その近くに新たにできるビルがテナントを募集しても、手を挙げているのは
大手コンビニエンスストアのみだそうです。
そんな話を聞くと、地方の財政はドンドン厳しくなる、と予想が付きます。
地元企業、地元商店では無い場合、法人税はその地方に入りませんので。
日本は中央集権型よりも地方自治に向いた歴史を背負っている、という趣旨の
本を読んだばかりなので、先行きに小さな不安を覚えました。
近所という生活圏は、年齢に関係なく(だが年齢が上がったからこそ気づける)、
大切なものだからです。
この小さな不安は、新たなアイディアの種になるように、頭の隅に仕舞いました。
(2018年4月作成)