育てるべきは「後継」ではなく、「後発」である、
という言葉に出会いました。
これまでモヤモヤしていたことがスッキリした気がしました。
後発を育てる、とは、後に続いてくる後輩を育てる
というニュアンスが感じラテ宝です。
「後継者(を育てる)」とは、「前任者」が偉いとか、上から目線とか、
そういう位置づけになりがちでは、、、と私は感じていました。
また、教育者の成長スピードが鈍くなっていたり、成長が止まったりすれば、
後から続いてくる者(一般には「若手」)から見えるだろうから、
「後継」というキーワードで「育てる」という活動をしていたら
(教育者側に謙虚さがあったとしても)嫌悪感を抱くだろう、と思っていました。
教育者(=前任者)がやってきたやり方が時代に合わなくなっていたら、
「後継者」が「前任者」を尊敬できないとか、
心の中で馬鹿にする、といったことになりがちでしょう。
しかし、「後発を育てる」という言葉であれば、
自身の成長や発展と関係が薄いし、
育てられる者(若手)からしても嫌悪感は薄らぐ(なくなる)気がするのです。
(2018年4月作成)