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地方都市で仕事をする難しさの想像

地方都市で仕事をするということを、
地方都市へ仕事出て向く度に考えるクセが私にはあります。
田舎への憧れというよりは、そういう事態になったらどうなるか、どうするか、
というシミュレーションでしょうか。

現状の自分が、いわゆる「意識の高い人間」かどうかは棚に上げ、
意識の高い人間が地方へ移住しても、意識高く維持できなくなりそうだ、と想像します。
というのは、
その土地でさまざまな力を握っているのが「意識低い系のオジサンたち」である
ということと大いに関係があるでしょう。

私が想像する地方都市の難しさは、ひと言で言えば、人間が少なさです。
たとえば、新たなことを起こそうとしたとき、
その新たなことで「利害」が関わる人がたいていの場合、すぐ近くにいる。
新たなことを起こそうというグループメンバーに利害関係者がいる場合は勿論、
一人の知人を介すれば必ず利害関係者にぶち当たってしまう。
そういう「人間の少なさ」です。
一般には、「狭い」と括られるのかと思いますが。

そうした利害関係者への遠慮が、
やがて「意識を高く持ち続けられない」原因になってしまうのでは、とおそれてしまいます。

(2018年6月作成)