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感 謝   有限会社 夢屋 20歳

2018年9月1日に、有限会社 夢屋 の20回目の誕生日を迎えました。

誕生時は、特許事務所のサラリーマンでした。

サラリーマンをしながら起業してベンチャーの社長になりました

と、二枚目の名刺を出す、というようなイメージを抱いたミーハーで不純な動機だったような気がします。。
半年後、諸般の事情で勤務先を退職することとなるのですが、
会社設立当初は、「なんちゃって社長」と勤務とを両立させるつもりでだったのです。

とはいえ、法人を誕生させるのですから、定款に書くべきことを絞り出し、
会社名義で商標登録(知財プロデューサ夢屋)を取得したり、
元の勤務先に無理をお願いしながら仕事をしたり、
コンサルティング会社の契約社員として、文字通り東奔西走していました。
(契約社員の時は、出張ばかりしていました。)

その契約社員を終えてからは暗中模索。
当時は手をさしのべていただいていると気付かずにいただいた仕事を一生懸命でこなしながら、食いつなぎました。
食いつなげたことをいいことに、勇猛果敢(?)に新たなチャレンジをし、
自分のキャパシティを越えて失敗を重ねた時期には意気消沈・・・

無知と行動力だけで突っ走っていた設立当初の頃のことは、
特に恥ずかしくなるので、できるだけ思い出さないようにしています。
(と言いながら、ここで書いてみて、また恥ずかしさに筆が止まりました)

そんな無我夢中な頃に迎えた10周年の際には、
当時お世話になっていた方々へ記念品をお贈りしたりもしました。
その後、2011年3月5日に開催された知財コンサルティングシンポジウム にて進行役をやらせてもらったことで、対外的な役割は終えたと感じました。
そして、その6日後に発生した東日本大震災によって、
自分が目指してきたこと、大切に積み上げてきたこと、などを直接的(経済的)または間接的(精神的)に失ってしまいました。
大震災の後の7年半は、惰性でやってきたような感じがしています。

とはいえ、何度かの危機を乗り越え、
目指すべき方向が当初からは大きく変わった今、
20年という節目を迎えることができました。
これまで関わって下さったたくさんの方々に、この場を借りて感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。