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値上げの難しさを垣間見たランチ

_ 100円の 値上げをしたら 客まばら

ランチタイム15時迄なので14時過ぎに行っても満席のことが多いほど、
税込600円の海鮮ちらし が人気だったお店。
ところが、先日13時半頃行ってみたところ、お客さんがまばら。
何かあったのかと思ったら、
今月から税別650円(税込700円)に値上げしたらしい。

_  100円値上げしました、と宣言する代わりに
_  50円の値上げ表記をし、更に「税別」として
_  ショックを和らげようとしたのではないでしょうか。

ランチ営業をしているお店が少ない地域ならともかく、
選り取り見取りの地域で実質100円の値上げというのは、
インパクトがあるのだな、と思わされました。

上記の推察が適切なのかどうか、確かめるため、本日、
ほぼ同じ時間帯に行ってみたのですが、やはり、以前の賑わいではありませんでした。

しかし、、、
以前は、大盛りは100円増し(つまり税込700円)だったのですが、
値上げ後は「大盛り無料」、との表記を見つけ、大盛りを注文しました。

_ 大盛りを 注文すれば、値上げゼロ

とはいえ、この店の大盛りは酢飯の量が2倍くらいになるため、
大盛りを注文するヒトは、以前もあまり見かけませんでした。
客足を戻す効果は小さいのでしょう。薄利多売から利益率向上への転換を狙った、としても、
値上げ策は失敗だった、と早くも思っている店員が居るだろうなぁ・・・

飲食店の難しさを考えたランチタイムでした。