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バカ話の楽しさの正体を考えた(1/2)

古い友人Sクンが、彼の呑み友達A氏を紹介するから、と誘われ、
飲み会へ参加させてもらいました。

A氏が以前から暖めているアイディアについて
(知的財産という見地から)コメントしてあげて欲しい

と、Sクンからは事前に聞いていましたが、
飲み会の場でやるようなことなのかなぁ、と疑問を抱きながら、
まずはビールで乾杯。

しばらくすると、A氏が本題に入り始めました。
隣のグループと、やや離れているとはいえ、個室ではないので、

隣に聞こえちゃまずいと思うんですが・・・

と私は声を潜めたのですが、お構いなしに話は続きます。

A氏が発見したという健康のコツのような話でした。
科学的な根拠はないし、個人差もありそうだし、・・・
知的財産権と直接の関係はありません、とコメントせざるを得ませんでした。

残念ですが、箸にも棒にもかからない、発明どころか発見にもならない、
たとえば、こういう事例が教科書的には紹介されているが・・・

と、呑んでいる席でも分かりやすい事例を挙げながら話をしました。

途中で、Sクンが私に「そんなに熱く語らなくて良いから!」
と嗜めるほど、仕事モードになってしまいました。
A氏としては何らかの自信を持ったアイディア(?)だったのでしょうが、
そのときの私は、一刀両断に切ってしまいました。

(2018年12月作成)